こんにちは、三英美術です!
先日京都文化博物館で開催されている
『パリ・マグナム写真展』に行ってきました!
マグナムとは……
1947年、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアによって「写真家自身によってその権利と自由を守り、主張すること」を目的として結成された写真家集団のことです。
結成後、マグナムは20世紀写真史に大きな足跡を残す多くの写真家を輩出し、世界最高の写真家集団として今も常に地球規模で新しい写真表現を発信し続けています。
今回はマグナム・フォト設立70周年にあたり、60万点に及ぶ所属写真家の作品の中から、パリをテーマにした作品約130点を見る事が出来ます。
平日の夕方に行ったので、人も少なく、博物館の冷房を満喫しつつ、のんびりゆっくりみる事が出来ました!
芸術の都“パリ”をテーマにしていますが、
「芸術」の一面よりも、「歴史」を深く感じる写真が数多くありました。
パリ解放を喜ぶ人々や、学生運動、べトナム戦争反対運動から
2015年に起きてしまった「パリ同時多発テロ」の写真まで。
心にくる写真も多かったです。
ああ、でもこれこそ「写真家自身によってその権利と自由を守り、主張すること」だなんて思ったり。
わりとずっしりとした気持ちで、会場を後にしました。
でもたまには大切ですよね!
9月18日まで開催されていますので、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか?
『パリ・マグナム写真展』
期間:7月1日(土)~9月18日(月)
時間:10:00~18:00(金曜日は19:30まで)
休館:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
場所:京都文化博物館 4階展示室主
入場料金:一般1,000円(800円) 高大生600円(400円) 小中生300円(300円)