〜 あふれる愛と心温まるユーモアの世界 〜
グラハム・クラーク 版画展
会期 2月7日(水) 〜 2月19日(月)
開場時間 10:00 〜 19:00(最終日は17:00まで)
本日9日は、陽射しが暖かく御出掛け日和ですね。
そんな陽光の様な、暖かな人柄を感じさせるグラハム・クラーク氏の展覧会。
お散歩の際はぜひ、当展覧会へお立寄り下さい。
緻密に書き込まれた銅版画には、隅々まで物語が溢れています。
この港町の光景もよくよく覗いてみると、、、
おばあさんが漁師との値段交渉中。
粘りに粘るその交渉術に、後に並ぶ人々は眉をひそめています。
人物一人一人の心情を想像出来るほどに、細かく表情が描写されています。
この大作「サファリパーク」においても書き込みは隅々まで及びます。
色々な動物の様々な表情を楽しめる、お得感のある一枚です。
ネコに車を引かせるネズミ国王。
今展覧会のみどころ「干支シリーズ」。
東洋の十二支が、西洋風のモチーフの中でユーモラスに表現されています。
今年の顔、戌年。
酉年は少しトリッキーな絵に。
辰年は、東洋の龍から西洋のドラゴンに置き換えられています。
今展覧会では「干支シリーズ」12枚、全種類揃っての展示です。
壁に整然と並んだ干支の絵は、迫力があります。
もちろんそれぞれに世界観が展開されていて、見ている者を飽きさせない力強さがあります。
クラーク作品の世界を形作る、特徴的な銅版画の形状。
今展覧会では、その原型を見ることができます。
お近くにお立寄りの際はぜひ、ご来場下さいませ。